無感動ログ

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ドキドキとワクワクと

世間の人の関心事を色々な軸で把握できる"無料"サービス

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世間の人がどんなことに関心を持っているのか、企画を考える時には必ず考えないといけないポイントですが、なかなか肌感覚では分かりづらいし限界もありますよね。

 

実は最近になってずいぶん簡単に把握できるようになりました。

 

以下は私が個人的にブックマークしているサイトなのですが、

どれも本当に無料でいいのかと、疑問に思うくらい便利です。

 

Wikipedia Pageview Ranking

Wikipediaの全記事の閲覧数を拾ってきて、

ほぼリアルタイム(厳密には1時間毎)に記事ランキングを生成してくれます。

www.gryfon.iij-ii.co.jp

 

Wikipediaのアクセス状況には、

社会の関心が反映されている・・と仮定してみると、

 

上記のサービスは世の中のトレンドを把握する上で

とても有用であることが分かると思います。

 

開発者の方の着眼もそのあたりで、

2013年6月に公開した Wikipedia ランキングの挙動を注視したところ「同時刻に発生したテレビ放送やネットニュースで扱われたトピックが同ランキングでも上位に位置する」ことから「Wikipedia PVC を特定の社会的なイベントに顕著に反応するソーシャルメディアの一例と見なせるのではないか?」との仮説に基づき各種の検証を行っています。(中略)

今日、インターネットは「何かを調べる」ために使われること多いでしょう。特にテレビ放送やネットニュースあるいはブログと言った一般的なトピックを扱ったニュースソースを「閲覧」している際に、未知の言葉あるいは記憶が不確かな言葉に遭遇すると「検索」を試みます。その場合にユーザーが求める未知語に対する辞書的な情報、すわなち Wikipedia に掲載されている情報が役立ちます。言葉の意味を理解したユーザーの中にはソーシャルメディアなどに「投稿(つぶやく)」する人もいるかもしれません。このようにしてネット中に言葉が拡散していくのではないかと我々は考えています。 

(中略)

「今、みんなが知りたがっている言葉」をリアルタイムで明らかにできる「社会的トレンドを示す時系列データ」として利用することができる、すなわちソーシャルメディアの一例と見なせると考えています。

 

※上記サイトより引用

 

パラパラと見ているだけで、

・どういうテレビ番組や映画が人気なのか

・注目のタレントは誰なのか

・世の中的に大きな事件は何か

・見逃せない漫画やアニメは何か

などざっくりと把握することができます。

 

記事ランキングだけでなく、

カテゴリランキングも用意されているので、

情報の絞り込みもやりやすいです。

 

生活定点

また、これなんかも、

seikatsusoken.jp

22年分の生活者調査の結果を見ることができます。

 

衣食住・仕事・恋愛・結婚・健康・消費・メディアなどなど、

20のカテゴリと、さらにその中に合計1466の調査項目が用意されていて、

22年間の推移を1つ1つ見ていくことができます。

加えて、結果を性・年代・地域別に切り分けて見ることもできます。

 

無料公開してよいのかと思うくらい、充実してますね。

 

1500ったー

最後にもう1つ、

http://membonia.com/1500ttr/

 

最大1500件のツイート結果を一挙に表示して、CSVでも落とせるというやつです。

例えば「オリンピック」と入力すると、世間の人が

オリンピックについて、まさに今、どんなことを話しているのかが、

生声ベースで見えてくるんですね。

 

 

 

以上です。

これらがすべてタダでいいなんて、ほんとすごい時代になったものだなあと

しみじみと感じます。

 

自分への備忘録として・・