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ドキドキとワクワクと

選考通過率を3%くらい高める、身も蓋もない就職活動7つの法則

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自分が就職活動をしていた時に分かった、法則的なものについて整理をしています。実際の企業の採用活動がどう行われているのか分からないので、半ば妄想も込みですが・・・。わたしは就活の時、マニュアル本はあんまり参考にせず、下記を意識していたくらいでしたが、選考は気持ち良いくらい通過できましたし、ちょっとだけドヤなのですが内定も無双できました。実体験に基づいた知識ということで役に立つこともあるのかなと思います。

あえて断定口調でお届けします。

TOEICハイスコアは"とりあえず"とっておくと通過率が高まる

外資系みたいな英語が必要な企業を受けない人も、TOEICのハイスコアを取っていると何かと得。英語に苦手意識のある面接官は、TOEICスコアが高得点な人≒優秀

と盲目的に判断してしまう傾向があるため。逆説的な話だが、ドメスティックな企業なほど英語に苦手意識のある人も多いので、威光も強く、ハイスコアを取っておいたほうが得。戦闘力のように錯覚をしてもらえることが多い。うちでは海外系の仕事はできないよ、大丈夫?と聞かれたら「学校の授業で対策をさせられただけ」とでも答えておこう。本質論ではないが身も蓋もない話、そういった印象論は重要。

 

他社内定は最強の資格

1社内定を取った人はその後、不思議と、調子よく内定を取り続ける。
それまで苦戦をし続けていた人であっても・・。実は、その裏には「他社内定」ということ自体が1つの資格として効果を発揮しているという事情がある。

 

そもそも人材の質を100%見極められる面接官は少ない。というかたぶんいない。
人事のプロでもそうだし、たまたま面接官を任命された現場の社員だったらもっとそう。なので、人を採用するときは「こいつを優秀と考えた自分の判断は正しかったのだろうか」と大なり小なり不安になる。

 

そんな中、「他社の内定を持っている学生」が来ると、"他社内定のある人材=他社でも評価されている人材=自分以外の人も評価している人材"という連想が働き、安心感を持ち、選考を通過させるモチベーションが高まる

 

話を短くする工夫だけで差別化できる

大概にして就活生の話は長い。自己分析なりなんなりで考え尽くしたことを、漏らさず全部まるごと伝え切ろうとするから。

そして面接官はそんな就活生の長い話を、朝から晩まで延々と聞く。だからこそ、「短く端的に話す学生」とか「一方的に話さず面接官と会話をする学生」はとても好まれるし見栄えする。頭を使わなくても話が理解できること、自分もちょうどイイ感じに発話できること(聞きっぱなしはきつい)は疲労状態の上では重要。

緊張して話さなかったのになぜか通過していた・・という現象の秘密はそういうこと。話は短く、端的に、カフェで友達と会話をするくらいのイメージで。キャッチボールを意識して行うと良い。

 

話の内容よりも話の仕方を磨く方がコスパが良い

実は話の内容よりも、話の仕方の方が大事で、内定をずっともらえずにいる学生は、話し方についてのフィードバックを誰からも貰っていないケースが多い。

例えば、友達と模擬面接をやって、伝わりづらいところとか、話に退屈したところとか、変に感じた相槌の仕方や間の取り方とか、徹底的にダメ出ししてもらうと通過率が高まる。

多くの人がコンテンツが良ければ大丈夫、という思い込みをしている。ESを磨くのには熱心だが、その伝え方を磨こうとする人は少ない。

伝え方の磨き方は基本は他人に聞いてもらってフィードバックをもらって改善する、という一言に尽きるが、そういうことをするのはダイレクトに自己否定される気がして心理的に辛いしめんどくさいし、何より友達や先輩にお願いするのも恥ずかしい。ということで、みんながやらないことなので、コスパが良い。

 

OB訪問は自分のスペックになる

面接官も組織人なので、上司に「なぜその学生を通過させたのか」と聞かれたときに合理的な理由を話せなければならない。

例えば「雰囲気が良かった」「話が分かりやすかった」だけでは論理性に欠けるため、
学歴や海外経験、受賞歴など客観的でわかりやすいスペックがないと説明しにくい。

もし、そういったものがない場合は複数人にOB訪問をするとよい。

「OB訪問を*人にしていて、熱意があると判断をした(内定辞退もしなそう)」と説明してもらえるようになる=話すことのできるスペックになる。1人では不十分なのでできれば複数人が望ましい。

※極論ですが、とある商社の先輩は、第一志望群の企業はすべて、それぞれ10名近くにOB訪問をしたと言っていました。ほぼすべて内定したと聞いています。

 

イケメン・美女じゃなくても、オーラだけ出せれば良い

イケメン・美女が有利なのは言うまでもない。

ただ、イケメン・美女というのは必ずしも容姿だけで判断されるのではない。
イケメンっぽい雰囲気、美女っぽい雰囲気があるか・・のほうが遥かに大事。

 

体格、身だしなみ、発声、身振り手振り、表情、言い回しなど、

そういったことの総合要素からかもしだされる「こいつちょっと良いかも感」
をよくすることを意識すれば大体乗り切れる。ともかく感じの良さを全力で演出すること。


例えば就活を見据えて筋トレとか発声練習、

自信のありそうな身振り手振りの勉強をする・・というのも良い。あとは男性なら肩幅の映えるスーツを仕立ててみたりとか、女性なら姿勢や歩き方を意識してみるとか。

 

学生時代遊んでばかりいた人は営業系のインターンに行くと良い

挫折経験や今までの人生で辛かったこと  、のようなキラキラしないエピソードを磨こうとする人は少ない。自己PRに全力を注ぐのが普通だが、むしろ面接官はそういったところの方に食いつきやすい。折れずに何かを頑張り続ける姿勢は人の心を動かすし、どんな職種でも必ず必要なコンピテンシーだから。よって、そのあたりは気持ちを込めて語れるよう、しっかり練習したほうが通過率は高まる。

ただ、受験勉強以降は挫折知らずで、大学入学後は遊んでばかり・・という人も結構な人数いるはず。その場合、飛び込み営業とかの仕事をインターンでやってみると語れるエピソードが山のように集められる。例え短期でも。おすすめ。